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中高生が最先端の微生物研究体験 近大工学部で体験講座

  • 2022/03/16

研究室の学生に手伝ってもらいながら大腸菌などを観察する参加者

   

 近畿大学工学部化学生命工学科の仲宗根薫教授が、中学や高校の授業では触れることの少ない微生物を使った実験を通して、その性質や役割に興味を持ってもらおうと8月2日、東広島市高屋うめの辺の同大広島キャンパスで中高生を対象にした体験型公開講座「微生物が創り出す芳香の不思議~ミクロの世界のアロマを体感しよう!~」を開いた。
 講座は大学や研究機関が取り組んでいる最先端の研究成果を、小中高生に分かりやすく紹介する「ひらめき・ときめきサイエンス」の一環で、県内外の中学2年生から高校3年生までの15人が参加した。
 参加者は、仲宗根教授から、納豆菌やこうじ菌など人の役に立つ「有用微生物」について分かりやすく教わった後、化学生命工学科の実験室や研究室などを見学。先駆的な研究が行われている大学の雰囲気を肌で感じていた。その後、参加者は仲宗根教授の研究室の学生5人に手伝ってもらいながら、光学顕微鏡を使ってグラム染色された大腸菌や乳酸菌、生きた酵母などを観察し、分類分けに挑戦した。

続き>>http://www.pressnet.co.jp/article/190822_08.php

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