「第２回西条土曜夜市」（西条駅前商店街振興組合・東広島地域活性化協議会共催）が８月２４日と３１日、西条駅前にぎわい広場で行われた。
復興わくわく屋台では子どもが楽しめる射的やヨーヨー釣り、スーパーボールすくいなどが立ち並び賑わった。夜市ステージではミュージシャンが迫力のステージで来場者を盛り上げた。ステージ村田学園のダンスに参加した加藤潤くん（５）は、「緊張したけれど楽しかった」と笑顔で答えた。
西条土曜夜市は２０年前まで、西条中央通り一帯で開かれていた。西日本豪雨災害の復興を祈願して、昨年復活した。売り上げの一部は復興の義援金に充てられる。
祭りには、子どもたちの記憶に残る楽しい思い出が、未来の市の発展につながれば、との思いも込められている。土曜夜市実行委員長の太田裕人さん（４１）は、「僕が育った頃には夏になると土曜日の夜に土曜夜市があって楽しかった。楽しかった記憶は大人になってからも残ってくれる」と話していた。（奈須）
