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竪穴住居跡など発掘 友松3号遺跡で説明会

2019.09.06

中世の遺構とみられる場所を見学する参加者と説明する藤岡専門員(左から3人目)

 

 東広島市出土文化財管理センターが今年5月から発掘調査を行っている東広島市西条町寺家、友松3号遺跡でこのほど、現地説明会が行われた。
 発掘調査では、弥生時代前期から中世にかけての竪穴住居跡やV字型の溝、土器や石器などが発掘された。弥生時代前期の土器が大量に出土したV字型の溝は、近隣の友松2号遺跡の溝とつながる環濠(かんごう)の一部と推測。広島県内や東広島市内では資料が少ないとされる同時期の集落が広がっていた場所ではないかとされる。また、中世の土壙(どこう)から溶解炉の火力を強めるために空気を送り込む管形の器具「ふいごの羽口」の破片、鉄くず、砥石(といし)などが出土したことから、鍛冶に関連した遺構と推測。
 説明会には約130人が参加。高屋町の60代の男性は「昔のことを想像しながら、遺跡を回って楽しかった」と話していた。市教委文化課の藤岡孝司専門員は「東広島は遺跡が多いところから、昔から人が住みやすい土地だったことがうかがえる」と話していた。
(石田)

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