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ベテランからビギナーまで134点ずらり【第29回東広島合同写真展】

  • 2020/10/06

一つ一つの作品を見ながら講評する二科会写真部会友の増田洋二さん

 

 東広島市を拠点に活動する写真グループ8団体による合同写真展が9月3日、同市八本松南の東広島市立美術館で始まった。海外のレストランの風景を絵画的に切り取ったものや、花魁道中をあでやかに写したもの、動物が見せる一瞬を捉えたものなど、134点がずらりと並び、来場者の目を楽しませている。入場無料で9月15日まで。
 29回目を迎えた同展は、団体間の交流や写真技術の向上を目的に毎年開催されている。今年は、東広島写真クラブやシャープOB写そう会、近畿大学工学部写真部などから68人が出展した。
 30年以上写真を撮り続けているという、同市西条町御薗宇の主婦、野木原和子さんは「皆さんの写真を見ていると、こういう撮り方もあるのだなと、毎回新しい気付きがあって勉強になる」と作品に見入っていた。同展実行委員会の澤田敏郎委員長は「ビギナーから全国レベルのベテランまで、バラエティー豊かな展示になっていて見応えがある」と話していた。
(茨木)

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