東広島市八本松町正力の市立磯松中で8月18日、「トイレ掃除に学ぶ会」が開かれた。同校1年生105人と保護者、教職員など123人が参加した。PTA主催の行事で、校内清掃美化活動の一環として行われ、今年で10回目。
指導したのは、東広島掃除に学ぶ会(上野和浩代表)。同会の指導を受けながら、生徒はスポンジやたわしで校内のトイレの便器、壁、床を約2時間かけて丁寧に磨き上げた=写真。参加した生徒は「トイレがピカピカだと気持ちが良い」「自分のことだけでなく、周囲に気を配れる人になりたい」などと話していた。
東広島掃除に学ぶ会は2016年8月に発足。同市内の小中学校で清掃活動を続け、17年に文部科学省後援名義使用許可を取得している。上野代表は「掃除を通して感動や感謝の心が芽生える。子どもたちが心を磨くきっかけにしてもらえたら」と話していた。
(村岡)