うちわの抵抗で…

8月31日、東広島市高屋町で撮影

　渓流で草につかまって産卵するヤンマを見掛けました。カメラを向けると異変が起こりました。トレードマークとなっている尾の先端部の広がり（通称うちわ）が抵抗となって、腹が草の下に滑り込んでしまいました。ウチワヤンマは体勢を立て直そうともがくのですが、うちわの抵抗が大きいのでついには羽まで水に漬かってしまいました。見かねて渓流に入り、ヤンマを救ってあげました。

（フォトリポーター　船越雄治）