第1回森のコンサート(刈又池里山の会主催)が9月15日夕、東広島市八本松東の刈又池里山の会・健康つくりの森で開かれた。訪れた親子連れたち約200人が地域グループの奏でる生演奏などを楽しんだ。
風光明媚(めいび)な刈又池を眺めながら森林浴が楽しめる会場には、ステージが組まれ、4グループがハーモニカやオカリナ、ウクレレ、金管五重奏の演奏を披露。子ども7人を含む1グループがフラを発表した=写真。訪れた人たちは、ステージの出し物に目を細めながら、思い思いに秋の夕べのひとときを楽しんでいた。
同会では、「荒廃した森林を整備し、刈又池の景観が生かせる公園に」と、17年前から月に1回、伐採作業や遊歩道の取り付けを行うなど森林整備に取り組んできた。10年前には、「四季折々で楽しめる公園に」とサクラやモミジ、シャクナゲなどを植栽した。今回のコンサートは、「演奏などを楽しみながら地域住民同士の交流が深まれば」と計画した。
(日川)