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駅伝で相手思いやる心学ぶ 御薗宇小で人権スポーツ教室

  • 2020/10/06

 

 次世代を担う子どもたちに、スポーツマンシップの精神やお互いを思いやる心などを学んでもらおうと、県と呉・東広島・竹原地域の人権啓発活動ネットワーク協議会が9月18日、東広島市西条町御薗宇の市立御薗宇小で「人権スポーツ教室」を開いた。6年生67人が、中国電力陸上競技部で長距離選手として活躍する佐藤孝哉選手(25)と石川卓哉選手(31)から、陸上競技の楽しさを教わった。
 児童は、佐藤選手と一緒に、運動場のトラックを一周走った後=写真、決まった合図が出されたときにだけ走り出す、反射神経を鍛えるゲームに挑戦。真剣な表情で、選手が出す合図に耳を傾けていた。教室の最後には、たすきを使ったミニ駅伝が行われ、子どもたちは5チームに分かれて、中電の選手2人と競った。
 五島優羽さんは「走るのが苦手だけど、ゲームを交えながらだったのでとても楽しかった」、上早稲櫂君は「相手を思いやって、協力してプレーすることの大切さを知った」と目を輝かせた。9月13日には、同市八本松町吉川の市立吉川小で中国電力陸上競技部の選手を招いた教室が開かれた。
(茨木)

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