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酒蔵通りに俳句ポスト設置 町の新しい魅力発見【西条住民自治協議会】

  • 2020/10/01

投句用紙を持ち、俳句ポストの説明をする兼山会長

 

 西条住民自治協議会は、俳句を通して、西条の新しい魅力を発見してもらおうと、9月から東広島市西条栄町の東広島芸術文化ホールくららや西条酒蔵通り一帯、8カ所に手作りの俳句ポストを設置した。
 俳句ポストは、高さ約30㌢、幅約20㌢、奥行き約15㌢で、上部分に投句用紙と筆記用具が入っており、東広島市内や西条酒蔵地区で詠んだ句なら、誰でも投句できる。年に4回、ポストを開け、投句用紙を回収。東広島俳句協会の協力を得て、西条住民自治協議会伝統文化部会が、西条の良さや魅力が詠み込まれた優秀句を選び、同自治協議会通信などに掲載予定。
 同自治協議会の兼山宥二会長(81)は「地域住民も観光客も町の魅力に気が付いてほしい。町づくりに生かしていきたい」と話していた。
 同自治協議会は、子どもたちに俳句に興味を持ってほしいと、昨年7月に小学生の親子対象に俳句作りのイベントを行っており、多くの子どもたちの参加も願っている。
(石田)

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