東広島市は10月6日、「こども未来フェスタin高屋」を東広島市高屋町の近畿大学工学部広島キャンパスで開いた。同イベントは4回目。初めての近畿大学工学部との共催となった。
参加者約1300人は、親子参加型体験コーナー「ものづくりファクトリー」で、折り紙建築、ロボット操作、スーパーボールや葉っぱのしおりなどを作って楽しんだ。「赤ちゃんはいはいレース」や読み聞かせの「マザーグース」もあった。
高垣広徳市長は「育児サポートの地域の拠点として、子育てのしやすい東広島市を進めていきたい」とあいさつ。参加した同市西条町寺家の沖本有紀さん(42)は「遊びで実験やものづくりが体験できるのはうれしい」と話していた。
同市こども家庭課の中村保課長は「親だけでなく地域で子どもたちを育てていく機能が求められている。老若男女、特に団塊世代の協力を仰ぐことができたら」と、期待を寄せていた。
(奈須)