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県大会で金賞、中国大会で銀賞 部員20人「全音響心」で挑む【高美が丘中学校】

  • 2020/10/01

県代表として中国大会に挑んだ高美が丘音楽部の20人と阿部顧問(2列目中央)

 

 東広島市高屋高美が丘の市立高美が丘中学校音楽部の20人が8月12日、広島市であった第60回広島県吹奏楽コンクールの小編成部門で金賞に輝き、県代表として8月25日に山口県周南市であった中国大会に出場した。2年ぶり5回目の出場となった中国大会の中学校小編成部門には5県から11校が出場し、高美が丘は銀賞を受賞した。
 小編成部門は25人以内の学校が出場できる枠で、自由曲のみ7分以内の演奏で競い合う。高美が丘は、バリ島の4つの情景を表現した「Jalan―jalan~神々の島の幻影~(小編成版)」(髙橋伸哉)で県大会と中国大会に挑んだ。3年の坂上咲穂みす部長は「3年が3人で、2年1年が17人もいるので、最初は学年の壁があって大変だった」と振り返る。同部は「全音響心」をスローガンに、気持ちを1つにして心に響く音楽を作ろうと、練習に取り組んだ。
 顧問の阿部千晶教諭は「昨年度は県大会3位で惜しくも中国大会に進めず悔しい思いをした。中国大会出場はみんなで目指してきたものだったので、率直にうれしい」とほほ笑んだ。
(茨木)

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