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(THU)

篠笛演奏でお年寄りと交流 高美が丘中の3年生

  • 2020/10/01

 

 東広島市高屋高美が丘の市立高美が丘中3年生14人が、総合自己表現活動の授業で6月から練習を重ねてきた篠笛の成果を、お年寄りたちに見てもらおうと10月17日、同市高屋町高屋堀の特別養護老人ホーム御薗寮で発表会を開いた=写真。今年で9回目。
 生徒は、施設利用のお年寄り約30人を前に「浜千鳥」や「荒城の月」など9曲を披露。その後、篠笛指導の川口裕子さんが演奏する「青い山脈」「ふるさと」に合わせて、お年寄りと一緒にリハビリ体操をしたり、手をつないで歌ったりした。
 施設を利用する女性(97)は「かわいらしい生徒たちが素晴らしい演奏をしてくれた。懐かしい曲もあって、昔を思い出しながら聞いていた」と笑顔だった。篠笛を披露した坂上咲穂みすさん(15)は「うまくできない部分はあったけれど、喜んでもらえて本当にうれしい」と話していた。
 発表会の後、生徒たちは「学校緑化活動で日頃育てている花をプレゼントしたい」とカラフルな葉っぱが特徴的なコリウスの鉢植えを施設へ贈った。
(茨木)

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