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東広島の起業拠点に 「ミライノ+」が開設

  • 2020/11/13

 

 東広島市は11月8日、起業や新しいビジネスの創出拠点となる「東広島イノベーションラボ ミライノ+(読みはミライノ)」を、同市西条岡町に開設した。市は「多くの人たちが出会い、交流する中で、新たな価値を創造するイノベーションが生まれる拠点になれば」と話している。 (日川)


 8階建てビルの空きテナントの1階を改装。建物の正面は、酒どころ西条の街のイメージを、木と格子戸の組み合わせで表現した。

 室内の広さは約200平方mで、可動式の畳ベンチや本棚、アイデアを投影・掲示したり、書き留めたりできるイノベーションボードなどを配置した交流スペースや、相談ブースなどを備えている。インテリアは広島大と広島修道大、呉高専の学生たちがワークショップで制作した。

 当面は市が実施するイベントごとに参加者を募っていく。12月7日、1月25日、2月29日には、小中高校生を対象に、科学者の考え方を学ぶサイエンスカフェやブックトークを行う。

 また、来年2月には地元中小企業の相談窓口となる東広島ビジネスサポートセンター「Hi―Biz」(ハイビズ)が入居し開設。静岡県富士市の産業支援センター「f―Biz」をモデル に、公募で選んだ2人が常駐し、東広島商議所と連携しながら、中小企業者の強みを引き出していく。

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