東広島市はこのほど、消費されない食品を集め、食品を必要としている福祉施設などに寄贈するフードバンク事業を期間限定で行った。
10月30日の「食品ロス削減の日」に合わせ、市役所廃棄物対策課窓口で10月31日から2日間、市総合福祉センターで行われた東広島市健康福祉まつりのブースで11月2日から2日間、それぞれ生鮮食品や酒類以外で、未開封で常温保存できるなどの条件を満たす食品を募集した。穀類や乾燥物、調味料など約100点の食品が集まり、こども食堂や福祉施設などに寄贈する。食品を持参した西条町の20代の女性は「気軽に寄贈できたらと思っていた」と話し、食品ロスについて高い意識を示した。
(石田)