東広島市暴力監視追放協議会(水本洋一会長)の結成40周年記念大会が11月16日、東広島市西条栄町の東広島芸術文化ホールで開かれた。関係者約600人が参加、暴力団の進出を阻止し、暴力のない東広島市の実現に向け決意を新たにした。
大会では、水本会長が40年の歩みを振り返りながら、「暴力団は資金源獲得活動を多様化、地域に大きな不安と脅威を与えている。今後も《暴力団追放・暴力団進出阻止・監視活動》を会員一同一致団結し推進する」などとあいさつ。続いて、暴力追放や青少年の健全育成に尽力した、東広島交通安全協会や市防犯連合会など17団体を表彰。最後に、「暴力のない、安全、安心できる東広島市の実現」に当たることを内容とした暴力追放決議を宣言した。
同協議会は、1979年、ホテル組合や飲食組合など8業種8部会で発足。83年には、警察と協力しながら、市内に進出の動きがあった暴力団組事務所の設置を断念させることに成功。2004年から続けている街頭パレードでは、市民に暴力団追放の意識を植え付けている。
(日川)