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JICA長期研修員、賀茂高で授業

  • 2020/09/23

 

 

 広島大学大学院に留学中のJICA長期研修員は11月21日、賀茂高(東広島市西条西本町)で、1年生280人を対象に講師として授業を行った。同校が総合的な探求の時間を「GAP(Glocal Action Program)」と名付け、地域課題に目を向け、課題解決のための研究を総合的に学習するプログラムの一環で、今年で5回目。

 研修員は、アフガニスタンやラオスなど7カ国出身。生徒は、事前に各国について学習をして授業に臨んだ。研修員は自国のお祭りや風景、衣装など文化や風土について写真で紹介しながら、英語でプレゼンテーションを行った。生徒は、英語での質問も交え、理解を深めていた。

 生徒からは、「外国の人と話すことが多様性を認め合うことになるという言葉が印象に残った」などの感想があった。JICA長期研修員のスタニクザイ・アジズラーさんは、「学校は組織的であり、生徒はとても礼儀正しいという印象を受けた」と振り返り、JICA中国 田中資記次長は、「JICA長期研修員に日本の学校教育や日本人の日常生活を理解していただく貴重な機会でもある」と話していた。(村岡)

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