東部地域マツダOB会は11月29日、車椅子を東広島市八本松町の広島県立障害者療育支援センター松陽寮に3台、東広島市豊栄町の特別養護老人ホーム豊邑苑に2台、それぞれ寄贈した。地域貢献の一環として毎年行っており、今回で19回目。
松陽寮で行われた贈呈式では、利用者4人も参加。東部地域マツダOB会代表幹事の西本達夫さんが同寮の村井拓夫所長に車椅子を贈呈した。八本松地区マツダOB会の会長も務める西本さんは「少しでも地域の皆さんとつながりができたら。1カ月早いメリークリスマス!」とあいさつし、会場は和やかな雰囲気に包まれた。村井所長は「入所者の高齢化が進み、歩行や外出が難しい利用者が増えてきた。車椅子寄贈のおかげで利用者が安全に移動できる」と感謝していた。
東部地域マツダOB会は、高屋、西条、八本松、志和、黒瀨・郷原、賀茂北、安芸津の7地区で構成され、約2200人のOBが所属している。(石田)