木原会頭から表彰される、二川酒店の二川代表(右)
創業・開設２０年以上の企業を顕彰する東広島商工会議所の創業永年継続企業表彰式が１２月５日、東広島市西条中央の同所であった。２４回目。今年は創業・開設１３０年までの１４３企業が表彰された。
式には、５１企業の代表・関係者たち約１００人が出席。同商議所の木原和由会頭が「絶えず変動する経済情勢の中にあって、長年にわたり事業を営み、地域経済の発展に多大な貢献をされた。心から敬意を表する」とあいさつし、出席した企業に表彰状を授与した。
式に先立ち、前世羅高陸上部監督で、２０１９年４月に創部されたダイソー女子駅伝部（大創産業）の監督の岩本真弥さんによる記念講演もあった。
創業１３０年を顕彰されたのは、「二川酒店」（八本松町原）と「ヘアーサロン・ジロ」（西条中央５丁目）。二川酒店の二川賢吾代表（６２）は「引き継いできたものを絶やさないように、次の世代になんとか残していけるように、努力していきたい」、ヘアーサロン・ジロの花守貴裕代表（４２）は「私で５代目。先祖や親が、こつこつ地道にやってきた成果。先の１０年も続けていけるよう、頑張りたい」とそれぞれ抱負を述べた。（茨木）
