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甘夏の収穫

  • 2021/09/22

6月28日、東広島市安芸津町大芝島で撮影

 

 東広島市安芸津町の大芝島では、瀬戸内の温暖な気候を生かして、ビワや多くのかんきつ類が栽培されています。ビワの収穫を終え、今は梅雨の晴れ間に甘夏の最後の収穫に追われています。3代続くミカン農家、山田勝則さんの畑にお邪魔しました。奥さんの美穂子さん(65)と娘さんに同行し、収穫体験をさせてもらいました。
 農業用モノレールに乗って畑に着くと、ソフトボール大に育った甘夏をはさみで丁寧に摘み取ります。「今年は酸味も少なく実も大きくて豊作、来年は裏年になるのでは」と早くも来年のことを心配されています。
 足場の悪い傾斜地での作業は重労働、人手不足と後継者問題、栽培放棄地にならないよう願うばかりです。

(フォトリポーター 井川良成)

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