7月30日、東広島市八本松町のため池で撮影
毎年夏休みが始まるころ、猛暑の中で子育てをする水鳥といえばカイツブリです。すでに4羽のひなが誕生し、まだかえっていない卵もあるようです。交代で抱卵、採餌、給餌をしていて、役割分担は平等のようです。ひなのくちばしは朱色、顔は黒くて白のゼブラ模様、常に親鳥と共に行動します。背中にひなを乗せて子育てする姿はなんともほほ笑ましく、危険を察知すると親鳥の背中の翼の下に隠れ、避難します。先輩の写真仲間からの情報で、今年も貴重な写真を撮ることができました。
(フォトリポーター 井川良成)