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(SUN)

英会話力アップ研修 小中学校の連携を密に

  • 2021/09/08

 

 小中学校の教職員の英会話力を上げようと、東広島市教育委員会は研修を行っている。小学校外国語活動、中学校外国語科の指導内容や指導方法について理解を深めることが目的。小中学校の連携を密にするため、中学校区の教職員を対象に、平成24年1月までに各校区で1回実施することにしている。
 同市西条町御薗宇の松賀中学校では8月9日に行われ、松賀中と同中学校区の御薗宇小、東西条小の教職員33人が参加。東広島市の外国語指導助手(ALT)3人が講師を務めた。
 研修ではまず各校の外国語の取り組みを紹介。御薗宇小の河野利加子教諭は6月に同校で行った国際交流会について発表した。訪れた留学生を児童らが校内を案内して回り、前もって考えておいた質問を英語で投げ掛けるなどして交流したことを説明し、「外国語を使って相手を理解しよう、分かってもらおうという積極的な態度に結び付いた」と振り返った。
 発表の後はすべて英語でやり取り。ALTと一緒に、数字をカウントしていくゲーム、「grass」「glass」といった発音の違いを聞き分けるクイズ、じゃんけんで褒め言葉を言い合うゲームなどに取り組んだ。(門本)

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