新型コロナウイルス感染拡大の予防で、需要が高まる医療物資の不足を補うため、奉仕団体の西条ロータリークラブ(RC)(小早川清会長)が5月28日、エタノール消毒液(300ミリリットル)100本と使い捨てマスク640枚を、東広島地区医師会(山田謙慈会長)に寄付した。
1975年から姉妹縁組する韓国の光州RCから贈られた消毒液とマスクで、西条RCの社会奉仕委員、本田逸男さんが「ニーズの高い医療現場で使ってもらいたい」と医師会への寄付を決めた。
この日は、東広島市西条町土与丸の医師会事務局で贈呈式が開かれ、小早川会長が山田会長に目録と品物を手渡した。山田会長は「開業医や勤務医の要望に合わせ、必要なところに配布したい」と感謝。小早川会長は「コロナウイルスは、収束に向かってはいるが、常に注意を怠らないようにしていきたい」と話していた。
(茨木)