安芸津町の海岸を走っているとまれにウミアイサ(海秋沙)を見ることがあります。しかし200㍍以上離れた沖合で魚を追って潜水を繰り返しているので撮影は諦めていました。
しかしこの日の雌のウミアイサは違っていました。「写してよ!」と言わんばかりに、砂浜に上陸して全身を見せてくれました。
普段は見ることのない腹や脚も見ることができ、千載一遇のチャンスとばかり連写しました。
フォトリポーター 船越雄二
3月7日、東広島市安芸津町で撮影
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モリアオガエル【東広島フォトリポート】
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