東広島市立川上東部保育所が3月31日で閉所し、地域住民が思い出を語り合うイベント「さようなら川上東部保育所」が4月8日、保育所と隣接する正力集会所で開催されました。
保育所は1952（昭和27）年6月に開所し、70年間で2553人の園児を送り出しました。今回のイベントは、正力コミュニティ振興会が主催で飲食、遊びのコーナーが設けられ、遊戯室では歴代の卒園者の記念写真や絵の展示がされた他、園児たちが笑顔で楽しく遊んでいるDVDを上映しました。
一期生の女性は「子どもたちのためにと、地域の人が尽力してできた保育所。なくなることは仕方がないが、寂しい。地域の人の思い入れが強い保育所だった」と話していました。
（文・写真＝フォトリポーター 井川良成）
