子育て世代と高齢者の強い味方 食材を玄関先にお届け
商品を知り、組合員さんを知り
提案していく
子育て世代と高齢者の多い東広島市で昨今、注目を集めるサービスがある。それが生協ひろしまが展開する食品や日用品の配送サービス。利用している組合員や配送業務に携わるスタッフを取材した。
食品の魅力
「生協」の配達は週1回、決まった曜日と時間に注文商品を届ける。注文は種類豊富なカタログから専用のシートに記入し、配送担当者に手渡す。インターネットからの注文も可能。届け方は、個人別配達と一カ所に集まってもらい共同で購入する2種類がある。
取材に訪れたのは西条町に住む松葉さん宅。午後5時、生協の佐々木さんが運転するトラックが家に着くと、子どもたちが出迎える。妊娠を機にサービスを利用した松葉さん。「国産にこだわった商品が多いので安心。焼くだけ、揚げるだけ、温めるだけでおいしく食べられる商品が多いので、時間がない時にとても便利。留守の時には保冷剤や冷凍蓄冷剤で保冷してあるので心づかいもうれしい」と話す。おすすめは『いろいろ使える近海真アジの3枚おろし』。育ち盛りの子どもらは「国産チキンナゲットが好き」と笑顔で答えた。
笑顔が支え
佐々木さんがこの仕事に就いたのは5年前。当初、勤務体制が自分に向いていたからと振り返る。しかし、組合員のもとへ商品を届けるうちに「ありがとう」という言葉と笑顔が自分を支えてくれていることに気づいたのだと言う。安全運転で時間通りに組合員に商品を届けるという使命感が評価され、支所の運転最優秀担当者になった。「新しい食品が出れば食べて、組合員に提案します。組合員さんから情報をもらうこともある」と話す。
三永に住む長谷川さんは三世代で生協を利用している組合員。子どもが小さいので、買い物時にかさばるトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの日用品のラインナップがうれしいと話す。「種類豊富なカタログにある食品はどれもおいしく、商品によっては魚の骨が取られているので安心。小さな子どもがいる家庭には離乳食のレシピも配布されるので、便利」と笑顔。
生産者のこだわり
40年以上愛され続けている「CO・OP淡塩さば」を生産している井ゲタ竹内(鳥取県境港市)。さばは脂のしっかりのった旬の時期のノルウェー産。解凍、加工、塩漬け、凍結、グレーズ処理、包装、検査、出荷までの流れを担っている。
魚を0℃前後の塩水に短時間漬ける製法で、通常の塩さばの塩分が約1・8%のところを、28%カットし魚本来の旨味を引き出した。また脂ののったさばを食卓に届けるために、凍らせた塩さばに氷水をかけ、表面に氷の皮膜を作り、鮮度と味を保つグレーズ処理を施す。
多くの種類がカタログの中に並ぶ生協の食品。そのひとつ一つがこだわりぬいた商品。
コープ委員募集
生協ひろしまでは、コープ委員も募集しています。コープ委員とは、お近くの集会所・公民館・コープ東広島店などに集まり、2時間単位で生協商品の試食学習やみんなの興味のあることを情報交換しています。みなさん楽しく活動を行っていますので、興味のある方はお気軽にお問合せください。
生協ひろしま 東広島支所
東広島市西条町寺家5493
TEL.082-423-9910
受付時間/9:00~17:30
FreeDial.0120-500-935
受付時間/月~土8:30~21:00
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