仕事や家事の合間にコーヒーでちょっと一息。ふわっと広がる香りをかぐと、何ともいえない心地よさ…。自家焙煎のコーヒーが飲める、コーヒー豆が買える東広島市内の店舗の一部を紹介。
※価格はすべて税込み ※テイクアウトの場合、価格が変わる店舗もあります。
YCOFFEE LABO
西条町田口
コンセプト
昔ながらのコーヒーの味に、店長が注目したこだわりの新しい豆を合わせて、特別な一杯を提供。店で焙煎したコーヒー豆をお客さんの目の前でひき、丁寧にハンドドリップ。豆の味を最大限に引き出す。時期ごとにこだわりの良質な豆を世界各地から仕入れ、販売する。
こだわりpoint
仕入れたコーヒーの生豆を店で焙煎して提供。広島の老舗珈琲店「ニシナ屋珈琲」でコーヒー焙煎の修業を積んだ店長。五感を頼りに焙煎していく。コーヒーの味をより引き立てるような焙煎を日々研究している。
TAKE-OUT OK
nagi slow coffee
西条栄町
コンセプト
手焙煎した豆をドリップ。コーヒー本来のおいしさを味わえる。フェアトレードやオーガニックのもの、最高品質の豆など厳選した生豆18種類を取りそろえる。五感をフルに使って、手焙煎で丁寧に作るコーヒーを広めたいと、手焙煎コーヒー教室を開いている。
こだわりpoint
NPO法人「1杯のコーヒーから地球が見える」が開発した、遠赤効果の高い石を6種類合わせて作った家庭焙煎専用の焙煎機(特許取得)で、丁寧に生豆をいる。新鮮で体に優しいコーヒーを提供。生豆も手焙煎豆も販売している。
TAKE-OUT OK
自家焙煎珈琲 珈琲館
西条土与丸
コンセプト
「文化の香りを感じながら良い時間を」とギャラリーに併設したカフェを1977年にオープン。全国各地のカフェを飲み歩いた店主が、豆のいり方や配合にこだわったブレンドコーヒーは、深いコクとほのかな甘みが特徴的。サイフォン式で一杯ずつ入れる。
こだわりpoint
豆の種類や状態、季節ごとの温度や湿度に合わせて、焙煎機2機を使い分けながら丁寧にいる。冬場には店内の暖炉に火がともり、画家の佐野繁次郎さんの作品をはじめ、洋画やブロンズ像などを近くで見ることができる。
くぐり門珈琲店
西条本町
コンセプト
西条酒蔵通りならではの地元に密着したオリジナル商品を開発、提供している。自家焙煎した全16種類のコーヒーは全て酒の仕込み水でドリップ。中でも一押しが珈琲豆「九重の蔵」。利き酒ならぬ利き珈琲による選定会で誕生した。大吟醸のようなキレのあるぜいたくな逸品。
こだわりpoint
焙煎した珈琲豆は全てペットボトルの容器で販売。鮮度を保ち、その濃密な焼きたて、ひきたての香りや味わいをそのままお客様に届けることができる。
TAKE-OUT OK
安芸津歳實コーヒー
安芸津町三津
コンセプト
焙煎職人の元で修業を積んだ店主が3年前にオープンさせたコーヒー豆販売店。選び抜いた豆を直火式焙煎機で丁寧にいり上げ、地元の酒造会社(蔵元)の仕込み水でドリップしたコーヒーを店内で味わうことができる。コーヒーの入れ方講座なども随時開催している。
こだわりpoint
「焙煎には晴れの日が一番」と環境にもこだわりながら、季節に応じて16~18種類のブレンド豆とストレート豆を用意。希少コーヒー豆「ゲイシャ」も味わうことができる。
TAKE-OUT OK
珈琲coffeeまめちしき
全日本コーヒー協会のホームページに「香りから生まれる、『癒やし』と『集中力』」というコラムがあり、次のように書かれている。
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ストレスが蓄積すると、うつ病や自律神経失調症などの原因になる。ストレスは「デイリーハッスル」と呼ばれているように、日々の小さなトラブルによって生まれる。ストレスとうまく付き合っていくには、Rest(休憩)、Relaxation(癒やし)、Recreation(活性化)の「3R」が必要だ。
スポーツジムで運動する、油絵を楽しむといったことでも効果は期待できるが、手軽さという点ではハードルが高い。そこで杏林大学医学部の古賀良彦教授はコーヒーを推奨する。
「まず自分でコーヒーをいれるために、短時間でも作業 から離れるので休憩できます。香りの効果でリラックスもできる。しかも、コーヒーをいれるという作業には、お湯を沸かしたり、コーヒー豆をひいたり、豆の量とお湯の量を考え合わせたりといったレクリエーションとしての楽しみがある。『3R』を全て満たしているコーヒーは、ストレスを逃がすにはとてもよい手段なのです」
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慌ただしい12月。コーヒータイムをうまく取り入れて、日々のストレスを逃がしていこう。
※価格情報は取材時の価格になるため、異なる場合があります。