小中学校の長期休暇で、親が気になるのが子どもの運動不足。家でもしっかり活動する工夫を、アザースポーツパフォーマンス(東広島市西条下見)の米澤和洋代表に伺いました。
家事も運動、楽しく継続を
子どもの成長に運動は欠かせません。成長期の運動不足は将来の健康にも影響してくるため、今の環境でできることを積極的に行うことが重要です。
家の中や自宅の庭でできるアクションの一部を左の表にまとめました。組み合わせて、継続して行うことがポイントです。激しいトレーニングではありませんが、遊びや家事で運動量を増やす作戦です。「楽しみながら」と「毎日」をキーワードにチャレンジしてみてください。
体を動かして疲れると、自然と就寝時間が早くなります。運動後のストレッチ、入浴、睡眠、食事で疲労を回復させながら、生活リズムを整えていきましょう。
テレビゲームやスマホのし過ぎで、神経的に疲れているときは、体を動かすことで疲労が軽減されます。遠くの山を見ながら、散歩するなどしましょう。
また、健康な生活には、運動に加え、笑うことも大切です。限られた環境の中ですが、一日のどこかで「にっこり」して、この環境を乗り越えましょう。
簡単そうで難しい! ボールトレーニング
少しのスペースでできる楽しいボールトレーニングを紹介。トレーニング方法の動画は、アザースポーツパフォーマンスのホームページのブログで公開中。
■ ボール手足はさみ ■
上向きに寝て、ボールを手から足、足から手に、体を起こしながら移動させる。
■ 2個上下キャッチ ■
ボールを同時に上下に投げ、キャッチする。
■ 両手ドリブル ■
ボールを両手でドリブルする。
※マンションなどの場合、隣や下の階の住人に配慮しましょう
家で運動量を増やすアクション
①親子でラジオ体操!
軽い運動にぴったりなのが「ラジオ体操」。家の中や庭で親子一緒に行おう。
②家事の手伝い
掃除などの家事も立派な運動。中でも拭き掃除は、体幹トレーニングに。
③目標に挑戦! 縄跳び
「あの技ができるようになる」「50回跳べるようになる」など目標を決めて挑戦!
④動画を活用して運動!
インターネットで配信されている「自宅でできる運動」の動画を活用しよう。