これから寒くなり、外出がおっくうになります。
温かい部屋でコタツに入りながら読書でも…、と思っても「借りに行くのも面倒だな」「返すの忘れそう」と思ってしまいます。
電子図書なら貸し出し返却の手間がない、と思っていると、東広島市立図書館に電子図書館があると知り、実際に登録してみました!
(利用できるのは東広島市に在住の方、東広島市へ通勤・通学されている方のみとなります。)
登録するには一度、市内各図書館の窓口に行く必要があります。その際、東広島市に在住の方は東広島市立図書館の利用カード(未登録の方は電子図書館の利用登録と同時に登録できます)と、本人確認できるものが必要となります。
東広島市へ通勤・通学されている人は東広島市立図書館の利用カード(未登録の方は電子図書館の利用登録と同時に登録できます)と、本人確認できるもの、勤務先・通学先の所在地が分かるもの(社員証、学生証、生徒手帳など)が必要となります。
今回、私は東広島市立中央図書館へ登録へ行きました。
専用窓口などはなく、図書館の利用カードを握りしめながら職員の方に声を掛けると、こちらのカウンターに案内していただきました。
まずこの用紙をいただき、記入台で記入します。
記入を終え、職員の方に申込書と図書館の利用カード、免許証などの身分証明書を渡します。
住所の確認などをしてもらうと、利用方法の説明をしてくださいます。
このリーフレットを渡されました。
電子図書館の初期設定のパスワードは西暦を含む8桁。パスワードは後ほど、自分で変えることもできます。
現在はコロナ禍ということもあり、説明は短時間で終わらせています、と担当者さん。声を掛けてから申し込みを終えるまで、10分かからないくらいだったと思います。
登録に行ってすぐ使える、という訳ではないそう。来館した翌開館日の開館時間には使えるようになっている、とのことでした。
登録へ行った次の日、早速利用してみました。東広島市立図書館のホームページをスクロールしていくと。
ありました。電子図書館。
右上にログインとあるので、そこからログインします。
現在借りることのできる本は「借りる」、貸し出し中の本は「予約する」のボタンが出てきます。本によっては試し読みできるものも。
実際に借りてみます。(タップ)
ダウンロードに少しだけ時間がかかりますが、それを終えるとサクサク動きました。スマートフォンでは、文字を読みやすい大きさまで拡大できるのは便利ですね。
別の本を見てみようかな…と、おっと! 音声読み上げがついている本 もあります。
読み上げ音声は機械読み上げなので、少し違和感はありますが、聞き取りづらいということもありません。じっくり本を読むことが難しい人も、家事など別の作業をしながら聞くこともできる な、と新しい本との付き合い方を見つけた気がします👀
実際に読んでみると、電子図書を初めて利用する私にとってはちょっと操作がしにくいところもありました。本を手に取っているわけではないので、右開きか左開きかが分かりづらく、ちょっと戸惑いました。ただ、この辺はすぐに慣ていくかな、と思います。
東広島市立図書館の担当者さんにおすすめコンテンツをお聞きしたところ、古地図を現代の地図に重ね合わせて閲覧できるコンテンツを教えていただきました。
このコンテンツ、伊能忠敬が測量したデータと現在の地図を重ね合わせて見ることができます。
伊能忠敬は海沿いを主に測量していたため、東広島市中心部より安芸津町など沿岸を見ると当時と今の違いがよく分かります。
地理好きな人は何時間でも見ていられるコンテンツだと思います。
子育て中の皆さん、こんな使い方もできますよ!
電子図書館で絵本も借りられる! 便利な使い方を知っちゃいました♪【東広島】
今回電子図書館へ登録、利用してみましたが、やはりコンテンツ数は実際の図書館には及びません。
(総コンテンツ数は1,192 2020年11月10日現在)
「この本が読みたい」と読みたいものが決まっている人は、実際の図書館を利用したほうがいいと思いました。
が、コンテンツ数が少ないからこそ、ジャンル選択をしその中から気になる本を探す、いわゆるジャケ選びのように本の表紙の好みで中を読んでみる、そんな楽しみ方ができると感じました。借りるのも返すのもタップ1回でできてしまいます。思ったような内容でなければ、返すボタンをタップすればいいのです。
借りてすぐ読み終わった場合もタップ一つで返却、また新しい本を借りることができます。そしてやはり最大の利点は、もし返却を忘れていても2週間で自動返却される ということです。
返却を忘れ、他の読みたい人に迷惑をかけてしまった・・・と落ち込むこともなくなります。
毎週金曜日に2~5コンテンツ追加されるという東広島市電子図書館。本によっては公開期限もあるとのことなので、気になった本はどんどん読んでいこうと思いました。
文:プレスネット編集部 S子