東広島市八本松町吉川の市立吉川小は、武田中・高(同市黒瀬町大多田)と連携し、学習ゲームを通してSDGs(持続可能な開発目標)を学ぶ授業を6月10日、同小で初めて開き、5・6年生18人が参加した。
講師は武田中・高の水野雄大教諭。児童らは4人一組で5班に分かれ、鉄や木材など6種類の資源カードを組み合わせて家や車など10種類のアイテムを作成。個人戦(競争世界)と団体戦(協力世界)で楽しみながら得点を競った。児童らはゲームを通してパートナーシップ(協力関係)の大切さを実感していた。
6年の西本紡さんは「SDGsのことを深く学べた。これからも食事を残さずに食べ、節電を心掛けたい」、吉川小の沖秀治校長は「広く世界に目を向け行動できる人になってほしい」と話していた。
今後もSDGsの学習を継続して実施。6月27日にはハーバード大客員研究員によるオンライン授業を行った。(山北)
プレスネット編集部