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【東広島】国内外でトップシェアを誇る企業を巡る工場見学バスツアーに36人参加

  • 2024/08/16
電動で開閉するルーフ(屋根)を見学する参加者ら(撮影・山北)

 東広島市雇用対策協議会(東広島市、ハローワーク広島西条、東広島商工連絡協議会で構成)は7月24日、市内の国内外でトップのシェアを誇る企業の工場見学バスツアーを行い、市内の小学5・6年生と保護者計36人が参加した。今回が初。

【写真】初開催!東広島市にある国内外でトップシェアを誇る企業の工場見学バスツアーに36人が参加

 自動車用サンルーフ製造で国内シェア1位、グローバルシェア1位のベバストジャパン(同市田口研究団地)では、ブルース・ピアス社長が「年間100万台以上のルーフシステムを生産し世界中に工場がある」などと会社を紹介した。エントランスに展示しているコペンとロードスターを前に担当者が「軽自動車でハードタイプのオープンカーを日本で初めて開発・生産し、メーカーに納入した」と説明。参加者は、電動で開閉するルーフ(屋根)に興味津々で見入っていた。
 この後、開発センターや空調完備で快適な工場内に移動し、担当者の説明を聞きながら見学。最後に研修施設DOJO(道場)で、ルーフの細かい傷や汚れを目視で探したり、電動ドリルを使ってねじを閉めたりする作業を体験した。
 市立高屋西小5年の泉洋晃さんは「近くに日本一の会社があることは知らなかった」と笑顔。同市産業振興課の坂本雄基主任主事は「地元の企業を知ってもらい、将来の就職につながれば」と話していた。
 ツアーでは、特殊な印刷機を製造する富士機械工業(同市八本松飯田)と化粧品の受託製造会社TOA(同市高屋台)も巡った。(山北)

プレスネット編集部

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