東広島市志和町で「西志和夏まつり」が、8月12日に旧西志和小学校グラウンドで開かれました。
昨年、校舎が解体されることをきっかけに行われた祭りですが、「恒例行事にして志和を盛り上げよう」と第2回が開かれることになりました。総合司会を広島ローカルタレント・松本裕美子さんが務め、スタッフは「カープの勢いといっしょに景気よくいきたい」とカープのユニフォーム姿で皆を出迎え、まつりはにぎやかに。
ステージでは、ダンスや沖縄民謡、剣舞など、多くの町民が日頃の成果を披露しました。
まつりの目玉である盆踊り。志和オリジナルであるそば打ち音頭とホタル音頭は、長者山の伝説を紙芝居などで伝えている郷土史家の平原昭雄さんが作詞しました。会場に訪れた平原さんは「伝説をベースに、志和で作るそばやホタルを盛り込みました」と笑顔で話していました。
今年1月に発見された長者山城が話題になったばかりの志和町。志和の歴史を感じられるふたつの音頭は町民たちによって受け継がれていきます。(三好)
プレスネット編集部