住んでいる地域の防災ポイントをウオーキングしながら知ってもらおうと、東広島市高屋町杵原下区(正原)地区自治会の有志が10月23日、杵原防災ウォークを開いた。地域の児童を含む住民43人が参加した。
【写真】住んでいる地域の防災ポイントを知ろう 高屋町杵原地区で防災ウォーク
参加者たちは、指定避難所の高美が丘地域センターや、防災倉庫など全6地点を巡り、各地点で防災にまつわるクエストをクリアしながら地域の防災を学んだ。最後にゴール地点である杵原下集会所で、消火器の放水体験や非常食の試食を行った。
親子で参加した金谷真紀子さんは「段ボールベッドを皆で協力して作るなど、実際の避難所での体験ができた。クエストをしながら楽しく歩くことができた」とにっこり。夫婦で参加した土井英明さんは「普段見ることのできない防災倉庫の中を見ることができて、地域に備わっているものを知ることができて良かった。このイベントをきっかけに住民同士が協力して防災に取り組めたら」と話していた。主催者の今井知之さんは「このイベントをきっかけに、多世代にわたり自治会レベルで地域一段となって防災意識を高めていけたら」と話していた。(山浦)
プレスネット編集部