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【東広島】河内高日本文化研究部員が杉森神社へ今年の干支の巳を描いた大絵馬を奉納

  • 2025/01/13
奉納した大絵馬を囲み笑顔の岡田宮司(左)と日本文化研究部員ら
奉納した大絵馬を囲み笑顔の岡田宮司(左)と日本文化研究部員ら(撮影・山北)

 東広島市河内町下河内の県立河内高(中村一雅校長)の日本文化研究部員が昨年12月24日、今年の干支(えと)の巳(み)を描いた大絵馬などを杉森神社(同町中河内)に奉納。氏子や県立竹原高相撲部員ら計約30人が奉納式に出席した。今回で5回目。絵馬は1月末まで、拝殿の回廊に展示する。

【写真】河内高日本文化研究部員が杉森神社へ今年の干支の巳を描いた大絵馬を奉納

 大絵馬は、 縦60㌢、横90㌢。中央には、白蛇がとぐろを巻いて打ち出の小づちに巻き付き、周りには色とりどりの菊の花が色鮮やかに描かれている。部員5人が、約4カ月半かけて制作した。部長で3年の久和優里奈さんは「絵馬を見て幸せな一年になってほしい」と話していた。
 今回は、新しい試みとして巫女舞(みこまい)を2人の部員が奉納。岡田光統宮司が指導し、月1回土曜日に約7カ月間、練習を積み重ねた。2年の津秋愛実さんは「緊張したが普段できない体験ができた」と笑顔。岡田宮司は「絵馬、巫女舞、書の奉納、掃除など、神社を通してみんなが一つになり調和していると感動した。継続してもらえたら」と感謝した。
 同研究部は、日本文化に触れて地域の人と交流しようと昨年4月に発足し、部員7人が活動している。1月18日には、竹原高の相撲部員が寒稽古の奉納を行い、同研究部員が応援書道パフォーマンスを行う。(山北)

プレスネット編集部

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