トヨタユーゼックTAA広島会場(東広島市河内臨空団地、小川慎一郎会場長)は、東広島市消防局に救助訓練用の廃車を無償で提供することになり、東広島消防署(西条町助実)で9月5日、高度救助隊による車両を使った救助訓練が行われた。
【写真】トヨタユーゼックTAA広島会場が東広島市消防局に廃車を提供 東広島消防署で高度救助隊による救助訓練が行われた
事故車両から要救助者を救出する想定で、実際の災害現場さながらに資機材を使い、窓ガラス破壊やドアの開放、ドアの取り外し、ドア枠の切断が実施された。
小川会場長は、「地域貢献の一環で協力を申し出た。訓練によって迅速に安全な救出が向上すれば」、岡谷和之副署長は「これまで軽車両を使用していたが、今後は普通車・外車の提供もあり、車両の知識が深まり、救助技術の向上も図れる」と話していた。
東広島消防署管内では昨年、救助災害出動157件のうち交通事故に関する出動は83件あった。(𦚰)
プレスネット編集部