東広島市豊栄町の地域おこし協力隊員の陣内綾さんが7月10日、『【完全版】豊栄 神社のしめ縄づくり』の冊子を発行しました。
しめ縄の作り手の高齢化が進む現実に危機感を持ち、豊栄で作られている伝統的なわら細工を記録に残そうと町内の神社のうち、五社の秋祭りのしめ縄づくりの様子や特徴を取材。昨年取り上げた三社に二社を加えて完全版にまとめました。内容は、地域の先人から受け継がれてきた基本のしめ縄づくりの紹介のほか、各社の秋季例大祭の様子も掲載しています。
A5版20㌻両面カラーで500部発行。東広島市役所地域政策課や豊栄町内の各地域センター、支所で無料配布し、豊栄と中央各図書館で所蔵しています。
陣内さんは「地域の神社に氏子が継承している手作りのしめ縄があるかなどに目を向け、わら文化を受け継ぎ継承してほしい」と話していました。(山北)
プレスネット編集部