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(THU)

【東広島】本格的な酒造りシーズン到来! 西條鶴醸造で新酒の仕込み開始

  • 2024/10/30
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櫂で丁寧にかき混ぜる宮地杜氏(撮影・𦚰)

 酒蔵通りにある西條鶴醸造で10月19日、新酒の仕込みが始まった。
 仕込んだ酒は、温度調整を行いながら約4週間ゆっくりと発酵させ、初しぼりを迎え、「純米酒生原酒・新酒しぼりたて」として12月2日から出荷する。720㍉㍑瓶約1000本の限定販売。

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日本酒のアルコール発酵のもととなる酒母(撮影・𦚰)

 日本酒の原料である酒米400㌔を1時間かけて甑(こしき)で蒸して、水やこうじなどが入った6000㍑のタンクに入れ、櫂(かい)と呼ばれる棒で杜氏(とうじ)が丁寧にかき混ぜる。使用する酒米はすべて東広島産と地元への愛着が強い。

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日本酒のアルコール発酵のもととなる酒母づくりのタンクをかき混ぜる宮地杜氏(撮影・𦚰)

 宮地充宣杜氏は「猛暑で農家は米作りに苦労している。その苦労に報えるようお米の良さを引き出し、ゆっくりと味わえるお酒にしたい」と意気込む。
 西條鶴醸造は、1904年に創業し、120年を迎えた。 “お客様に口福と幸福をお届けする”ことを信条としている。(𦚰)

プレスネット編集部

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