今回のテーマ/感染症対策の強化
―内閣感染症危機管理庁が新設されます。
感染症に関する司令塔として内閣官房に設置します。厚生労働省と内閣官房に分かれている担当部門を一元化。司令塔のもとに各省が迅速に、的確に対策できることを目指しています。
―「日本版CDC」も創設されます。
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)をモデルとする専門家の組織です。CDCのメリットを取り入れ、より強固な感染対策を進めようというものです。国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを統合。知識を効率的に集積します。
―サル痘など新しい感染症も心配です。
新型コロナに限らず、現代社会においてあらゆる疫病のリスクがあるということを認識せざるを得ない状況です。ワクチンの開発など、平時に有事への備えを進めておくという長期的な戦略を立てることも、日本版CDCの重要な役割だと考えています。
毎週月曜日午後5時FM東広島(89.7MHz)で放送中