今回のテーマ/東広島・安芸バイパスについて
―東広島・安芸バイパスがついに全線開通します。
50年近くかかった長期の計画が、やっと成就します。平成30年豪雨災害でどの道路も通れなくなり、緊急車両や運送車両も通れない経験をしたことから、災害予算も追加されるなど国土交通省が力を入れて整備を進めてきました。これまで志和付近でバイパスが途絶えていたために、渋滞や事故が発生しやすい状況でもありました。
―バイパスの開通でどのような効果がありますか。
東広島市役所から広島市役所まで、現状76分かかりますが、バイパスの開通により46分に短縮します。当然、救急医療搬送も早くなります。防災道の駅である「道の駅西条のん太の酒蔵」もより有効的に使えるようになり、防災に強いまちになっていくことでしょう。
―市内の道路は、他にも課題があるのでしょうか。
渋滞の激しい道照交差点の工事も進んでいますし、かねてより要望してきた市中心部の四車線化も事業化の動きがあります。生活面はもちろんのこと、観光の面でも効果が見込まれます。
毎週月曜日午後5時FM東広島(89.7MHz)で放送中