今回のテーマ／マイナ保険証について
―マイナ保険証とは。
岸田首相は、来年秋に現行の健康保険証の発行を終了し、マイナンバーカードと一体化すると表明されました。一体化されれば、マイナンバーカードだけ持っていれば、別途保険証を持ち歩く必要がなくなります。
―今後必要な手続きは。
自治体によってマイナ保険証の情報がナンバーカードに紐づけられると、マイナンバーカードが保険証として使えることになります。そのための具体的な手続きは、今後発表になると思います。
一体化するメリットとしては、①医療機関の受付窓口での待ち時間短縮②過去の処方薬の情報も搭載されること③高額療養費の一時負担が不要になることなどが挙げられます。特に③は、これまで一時的に窓口で支払い、申請により後日支給されていた高額療養費が、今後は一定金額以上の支払いが自動的に不要ということになります。
―マイナンバーカードに関するトラブルへの対策は。
情報の紐づけは手作業によるところもありますので、トラブル防止には細心の注意が必要です。ミスやトラブルがないよう、私も監修していきます。
毎週月曜日午後５時ＦＭ東広島(89.7MHz)で放送中
