学校または学校以外の場で、学びたいときに学べたり、安心して過ごしたりできる居場所があることを知っていますか。プレスネット読者と東広島デジタルユーザーに聞きました。
アンケート概要
期間/2024年6月24日~7月8日
回答者/東広島市に在住または通勤・通学している人
回答数/281人 ※プレスネット調べ
Q.学校での不登校などの支援として
自分らしく過ごせる場や人について聞いたことがある?
スクールカウンセラー 83%
臨床心理士などの資格を持ち、相談面接をして児童生徒の心のケアなどを行っています。各中学校区に1人ずついます。
心のサポーター 44%
いじめや不登校などの悩みや不安などの相談に応じます。教員とともに家庭訪問をすることもあります。
スクールソーシャルワーカー 35%
家庭、学校、地域など、児童生徒に関わる環境に対して働きかけを行います。福祉の窓口となり、関係する機関へつなぐ支援をしています。
不登校等支援員 26%
心のサポーターなどと連携し、スペシャルサポートルームを利用する児童生徒の生活や学習の支援を行います。
スペシャルサポートルーム(SSR) 20%
学校内にある自分のペースで学んだり過ごしたりすることができる場。登校できるけれど教室には入りにくい場合などに利用できます。
Q.子どもが「学校に行きたくない」などで悩んだ時誰に相談する?
相談する相手で最も多かったのが担任の先生。次に家族や友人など。市内には、子どもの不登校について保護者同士で話し合える場もあります。
不登校サポート「親の会」
子どもの不登校に悩む保護者同士が思いを語り合ったり、経験者の話を聞いたりする会。
Q.登校や学習についての悩みを誰かに相談してよかったと感じたことなどエピソードを教えてください
■友人とうまくいかず、保健室の先生に相談しました。教室に行きたくないときは保健室にいてもいいよと言われ、居場所があると思ったら気が楽になって、自然と教室にも行けるようになりました。(ちぇるしー)
■息子から同じクラスの子にいじわるされていると聞き、学校が実施したいじめアンケートに書きました。すぐに担任の先生から連絡があり、次の日には本人たちと話をして解決してくれました。対応が早く、先生や学校に対してより信頼が増しました。(K.M)
■スクールカウンセラーに相談した。解決に結びつくのは難しかったが、話を聞いてもらえるだけでも安心できたし、自分の気持ちや今の状態が整理できた。(わっこ)
■バイト先の先輩に話を聞いてもらっていました。卒業生だったので、先生についての悩みも相談しやすかったです。(CC)
■学級懇談会では、さまざまな保護者の話を聞いたり意見交換をしたりしています。担任の先生とも話せていい機会だと思っています。(あやぱら)
■子どもに登校したくないと言われ、同級生のママ友に相談しました。悩みに共感してもらえ、誰でも学校に行くのがしんどいと感じることもあるんだと気付けて気持ちが軽くなりました。(ms)
■小学生のころ、学校でいじわるを言われて嫌な思いをしたことを母に話したら、連絡帳に書いてすぐに先生に相談してくれた。対処が早かったので、心に深い傷を負わずに済んだ。(みんと)
Q.東広島市内にある学校外での学びや社会とつながる場を知っている?
多くの人が学校外の支援の場を知らないという結果に。知っていると答えた人は、教育支援センターのフレンドスペースやスクールエス、民間ではフリースクールなどを知っていると回答しました。
もっと詳しく! 広報東広島7月号
一人一人に合った場で学べるつながる
不登校の児童生徒数が全国的に増加し、東広島でも年々増え続けています。学びを通じた人々のつながりや関わりを大切に、自分らしく過ごせる場を紹介します。
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