二酸化炭素の排出をゼロにする「脱炭素」へ向けて取り組んでいることはありますか。プレスネット読者と東広島デジタルユーザーに聞きました。
アンケート概要
期間/2024年7月22日~8月5日
回答者/東広島市に在住または通勤・通学している人
回答数/312人 ※プレスネット調べ
Q.「脱炭素」に取り組んでいる?
約7割の人が取り組んでいると回答。脱炭素とは、二酸化炭素(CO2)の排出量をゼロにすること。東広島市は、2022年3月に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、2050年にCO2などの温室効果ガスを実質ゼロにすることを目指しています。
Q.実際に取り組んでいるまたは今後取り組みたいことは?
脱炭素に向けて取り組んでいることで最も多かったのが節水・節電。今後取り組みたいことは蓄電池の活用と答えた人が多いという結果になりました。省エネと光熱費の削減にもつながる「デコ活」を暮らしの中に取り入れてみては。
Q.地球温暖化が進むことによる影響で最も不安なことは?
自然災害の増加が不安と答える人が多い結果に。2023年の土砂災害は全国で 1,471件ありました。次いで多かった熱中症については、2023年度の市内の救急搬送は、2014年度以降で最多の211人でした。
Q.「企業の森」を知っている?
市では、多様な担い手によって、CO2を吸収する森林を守る活動を行っています。
企業の森
(東広島市森林づくりパートナー協定)
企業が森林環境保全に取り組む活動。市がコーディネーターとなり、企業と森林所有者、森林組合をマッチングして協定を締結します。現在、市内に7カ所あり、市内外の企業が参加しています。
Q.おすすめの省エネ活動や取り組みなど、脱炭素に関するエピソードを教えてください
■分別してリサイクルしたり、補助金で購入した生ごみ処理機を使用したりしています。可燃ゴミが以前の半分に減り、少しですが環境に優しい生活してる気がしています。(およびちゃん)
■夏休みに子どもと出かける際は、県の「ひろしまクールシェアキャンペーン」に参加しながら、クーリングスポットを利用しました。節電にもなり、涼しい場所で過ごせて熱中症対策にもなりました。(たまごっち)
■日中は太陽光発電で賄っている。蓄電池は非常時にもある程度の時間は電気が使えるため、災害の備えとしても役立つので設置してよかった。(みなと)
■太陽光発電で蓄電池にためられなかった分は、ポータブルバッテリーにためて、ドライヤーをかけたりスマホの充電をしたりしています。(きなこ)
■エアコンが効きやすいように室外機周りは物を置かない。風呂の残り湯で打ち水もしています。(ひなた)
■お中元など、過剰なラッピングを断って簡易包装をお願いするようにしています。(ふじくん)
■野菜の皮や茎、米ぬかなどを有効活用して食品ロスを減らしています。(サテラ)
■車の運転では、急発進や急ブレーキを控えてエコドライブを実践しています。(まめすけ)
■家を建てた際に太陽光電池を設置した。発電量や売電量などの推移を見ながら、どの時間帯に電気を使うか考えるようになった。電気を無駄なく使うように意識している。(ゆーま)
広報東広島8月号
今日から始めよう脱炭素
地球にやさしい地域の取り組み
地球にやさしい地域の取り組みや、家庭でできる省エネ活動などを紹介します。温室効果ガスを減らすために、今すぐできることから始めませんか。
東広島市は今年市制施行50周年!
月1回 データで見る!東広島のみんなの声 アンケート募集中!