こうじ菌を使った日本の伝統的酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録され、日本酒に注目が集まっている。東広島は、市内に10の酒造会社がある「日本酒のまち」。観光客や日本酒の消費量の増加などに期待が高まる。日本三大酒どころ西条、西条酒蔵通り、吟醸酒の父・三浦仙三郎のふるさとである安芸津、酒類総合研究所など伝統的酒造りに関するスポットがたくさん。飲んで、食べて、歴史・文化に触れて楽しめる東広島は今年、盛り上がりそう!(橋本)
国史跡に指定された西条の酒造施設
こうじ造りのワンシーン。こうじ菌の胞子を蒸し米にまんべんなく根づかせる「床もみ」という作業(提供:賀茂鶴酒造株式会社)
2024年12月9日に東広島市役所10階レストランで行われた「伝統的酒造り」ユネスコ無形文化遺産登録を祝う会。
東広島市役所1階ロビーに設けられた登録を祝う飾り
酒都西条の名物料理「美酒鍋」。酒まつりでは専用の会場が設けられる。文化庁の100年フードにも選ばれている
安芸津民俗資料館にある大正時代の酒造りを解説する展示。三浦仙三郎の資料もある
酒類総合研究所は、清酒の造り方や楽しみ方などをまとめた資料を公開!