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(TUE)

新谷正義議員の喜怒哀楽に迫る!第2回テーマ「怒」

  • 2021/08/24

ワクチンのニセ情報にだまされないで!

 

地元選出の衆議院議員で総務副大臣の新谷正義さんに、

国が進めている政策や、東広島への影響、日ごろの活動などを

「喜怒哀楽」をテーマに、プレスネット編集委員・吉田実篤も加わり伺いました。

(聞き手/FM東広島パーソナリティー・吉岡直子)

 


 

 

 

新谷正義議員の怒った顔

【プロフィル】1975年生まれ。幼少期から青年期まで東広島市で育つ。2001年、帝京大医学部卒。06年、東京大経済学部卒。内科医として東広島の医療機関に勤務後、地域医療に従事。12年、衆院選・比例北関東ブロックから初当選。2018年10月~2019年9月、厚生労働大臣政務官を務める。2020年9月総務副大臣就任。

 


 

Q 新型コロナウイルスに誰もが戸惑い、

見えないウイルスに「怒り」を感じています。

 

吉田 NHKが公表しているデータによると世界のワクチン接種回数で日本は5位となっている。通常の報道では目に入らないと思うのですが。

※参考資料

 

新谷 日本はワクチン接種のスタートが遅かったということがあります。国内で治験を積み重ねて安全運転でワクチン接種を開始しました。今では皆さんの協力があり速いスピードで接種が出来ていると考えています。

 

吉田 ワクチンのフェイクニュースについて。ネットでよく見るのが「政府と製薬会社の陰謀でワクチンを打たされる」とあるがどう思うか。

 

新谷 昔から物事を否定するときに出てくるのが陰謀論。誰かが陰謀を企てていることなどありえません。フェイク情報は遠ざけて欲しいです。

 

吉田 陰謀論と一人の医者の見解と政府の見解がテレビでは同列に報道されている。

 

新谷 正直、怒りを感じています。今進めているワクチンは、政府が検証に検証を重ねて出した安全性、有効性の高いものです。思い込みや悪意を持って流されたニセ情報が同列に扱われている。ニセ情報を信じた人は命の問題になる。

 

吉田 フェイクニュースがネットのアクセス数を稼ぐためにあるとしたら。規制できないものか。

 

新谷 ネットの誹謗中傷に対するプロバイダー責任制限法の改正を手掛けてはきましたがなかなか難しい部分があります。何の根拠もなく悪意を持って流されている、再生回数を稼ぐなど別の目的があるので、ワクチンの事は冷静になって考えていただきたい。

 

Q 新型コロナウイルスの感染状況はどうでしょうか。

 

新谷 いろいろな要因がありますが感染者数は予断を許さない状況です。一方で高齢者のワクチン接種が進んでいます。あまり報道されませんが感染者数の割に死亡者数が伸びてきていない現状があります。医療従事者の皆さまの努力はもちろんですが、高齢者のワクチン接種が進んだということが死亡者数が伸びない最大の要素だと考えています

 

Q ワクチン接種の進捗状況は。

 

新谷 高齢者で希望される方へのワクチン接種はほぼ終わっている状態です。さらなるワクチンの供給に向けて進めていて、順次各自治体で接種を進めていただきたいと考えています。

 

Q 東広島市では「2回目の接種が終わった」

という人も増えました。

 

新谷 正確な数値は上がってきていないが、東広島市民の皆さまの理解も深く、市と広島大学、東広島商工会議所とが様々な取り組みをして、小規模事業者の方々でも職域接種という形で接種が進んでいます。全国的にも先進的な取り組みだと思います

 

Q 2回目の接種をしたからと言って

油断してはいけないですね。

 

新谷 大多数の方はワクチン接種によって免疫を付けることができます。しかし、ワクチン接種をされた方でも免疫がつかない方がいるだろうと言われています。ワクチンの効果もあり死亡者数はそう高くない現状です。副反応では不妊症になるとかマイクロチップを埋め込まれるなどとんでもない情報がありますが、根拠のないものですから、うその情報には惑わされずワクチン接種を進めていただきたいですね。

 

Q 新しいコロナ株にも有効ですか。

 

新谷 デルタ株は以前のものに比べて感染力があると言われています。ですが、2回目の接種を受けた人は重症化や死亡しにくいことが分かっています。少し効果が落ちるからと言って接種しない理由にはならないと思います。

※参考資料

 

Q 2回接種していても感染対策は大切ですね。

 

新谷 2回接種していれば感染しても本人は軽い症状で済む可能性が高いですが、周りの人にうつしてしまう可能性もあります。マスクや手洗い、咳エチケットを守る、うがいをすることは一般の感染症にも効果があります。ワクチンを接種していても周りの人を守るという観点からも感染症対策は続けていただきたいです。

 

吉田 免疫力を上げると良いと聞くが家にいて免疫力を上げる方法は。

 

新谷 何より笑うことです。笑顔を作ることで免疫細胞を活性化させることができます。

 

Q 今後の新型コロナウイルス対策は。

 

新谷 ワクチンの数を一刻も早く確保をして皆さまに展開していく。来月、再来月には現役世代へのワクチンを届けられると思いますが、ワクチンへの正しい理解が進んでいるかどうかが課題。ひとつひとつ丁寧に国民の皆さまに説明し、さらにワクチン接種が進むように取り組んでいきたいと考えています。

 

吉田 正しい最新情報を東広島にもっと提供してほしい。

 

 


 

聞いてみました  追加の「怒」
― 私生活の中での「怒」を教えてください。
新谷 一私人としても、ワクチンに対してのデマ情報やネットでの誹謗中傷に関しては非常に怒りを感じます。
― 匿名性が高く誰でも何でも書き込める。書かれた方は傷付きますね。
新谷 オリンピックのメダリストに対してなど、あるまじきことだと思います。
― 学校のいじめ問題にもつながっている。
新谷 インターネットは情報にアクセスしやすくなっているという良い事もある。一方で悪意のある一人の発信力が高まるという力もある。いじめの画像を共有したりすることでデジタル情報として残ってしまいます。
― 便利なインターネットですから良い使い方をしたいですね。
新谷 情報を受け取る側が情報を選ぶということも重要です。
FMの収録にて

 

インタビューを終えて

 

コロナに関する報道は数多く、政府に批判的なコメンテーターや感染状況、病床、病院の大変さに多くの時間を費やすテレビや新聞では「解決策」「自分はどうしたらいいのか」自分の住む地域ではどのようにすればいいのか?」などの不安に答えを提供していない。まさに多くの人は「どうすればいいか」を問うているのだ。
 今後は、新谷事務所もしくは代議士本人からコロナ対策で東広島市に関する情報、ワクチンの最新情報を東広島デジタルで発信していただく約束をした。
 世界的危機において助かる道は、正しく、新しい情報と東広島市一丸となったワクチン接種、防疫対策しかない!マスコミの偏向報道は人の「心」に傷をつける状況にある。対抗策は「事実」しかない。自分や家族、会社を防衛するためにもデマの拡散、闇営業、誹謗中傷などはブーメランのように自分に返ってくることを肝に銘じたい(自戒の念を込めて)。(吉田実篤)

 


 

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