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【PN2021.1/14号】原財産区議会が正副議長を選出「区民に見える議会に」

  • 2021/02/26

 東広島市の原財産区議会はこのほど、改選後初の議会を開き、議長に川信登さん、副議長に渡辺満さんを選んだ。任期は4年間。


 原財産区議会は、市の補助金の財源となる原財産区の財産を管理する。原地区では、原自治協議会と原ふるさとづくり協議会という地域活動に取り組む2つの団体があり、両団体への市からの補助金は、原財産区議会の議決を経た後、執行されている。

 

 ところが、市から両協議会に支出されている補助金が不適切であるとして、昨年2月に原地区住民が住民監査請求をするなど紛糾した。このため、「公金のもとになっている原財産区の財産を適切に管理する」との公約を掲げた8人が昨年11月に行われた財産区議会議員選挙に立候補。旧議員の立候補を阻む形となり、体制が一新された。


 原財産区は、年2回の定例議会を開き、事業計画予算や決算などを審議する。川信新議長は「議会便りを発行するなど見える財産区議会にしていきたい。これまでの不透明な財産の使途も究明していきたい」としている。

(日川)


▼議長、副議長を除く新議員は次の通り(敬称略)
 諏訪秀幸、藤瀬泰城、景山一成、樋口征央、上田邦博、尾和幹雄

 

(プレスネット2021年1月14日号掲載記事)

 

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