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【一般質問で会派を分析】「令和会」専門分野を定め追及【東広島市議会⑤】

  • 2020/10/26

「令和会」専門分野を定め追及

東広島市議会の一般質問から会派を分析。
今回は「令和会」を紹介。

 構成議員  3名 (敬称略)
㈹田坂 武文
 鈴木 英士 牛尾 容子




■主な質問の概要 (2019年度の一般質問、代表質問)
 ※一人最大2問まで掲載
 質問者:田坂武文、鈴木英士、牛尾容子

6月 牛尾

・「カープひろしま百歳体操」の導入について
・認知症条例を制定する計画は


9月 田坂

・地域づくり推進交付金の実績報告の在り方について
・自主防災組織の設立状況と住民自治協への働き掛けは

鈴木

・子育て世代が集まれる拠点整備は
・公共交通整備など大学生が活動しやすい環境づくりを

牛尾

・認知症カフェを増やす計画は
・「認知症にやさしい図書館」の整備を



■代表質問(牛尾)

▽フレイル対策センターの設立は

▽水道広域連携の方向性は

▽水道広域連携を視野に入れた水道料金の見直しは

▽公共施設など総合管理計画の見直しは

▽図書館や学校施設など公共施設の空きスペースの有効活用は

▽公共施設維持管理に「包括保守点検委託契約」の導入を

東広島市議会-令和会
※質問テーマの数は「市議会だより」掲載内容を参考に計算


【記者の目】勉強会の成果どう生かす

【成果】  ▽老朽化した公共施設の適切な維持管理について追及し、執行部から今年度、管理計画を見直すことの言質を取った。

 

【統括と課題】  新人3人でつくる。鈴木氏は教育や若い世代、牛尾氏はICT(情報通信技術)や福祉、田坂氏は建設系や自治協の在り方、とそれぞれに専門分野を定め追及している。総花的な質問では、執行部に太刀打ちできないからだ。


 課題は議会人としての経験値の少なさ。ただ、議会内では、新人議員もベテラン議員も対等な立場だ。このため、他会派の新人議員にも呼び掛け定期的に勉強会を開催している。勉強会の成果を、本会議・委員会の質問や、執行部との折衝にどう生かしていくのか。1年後に検証したい。


(文:日川)

 

【一般質問で会派を分析】
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