「令和会」専門分野を定め追及
東広島市議会の一般質問から会派を分析。
今回は「令和会」を紹介。
㈹田坂 武文
鈴木 英士 牛尾 容子
■主な質問の概要 (2019年度の一般質問、代表質問)
※一人最大2問まで掲載
質問者:田坂武文、鈴木英士、牛尾容子
6月 | 牛尾 |
・「カープひろしま百歳体操」の導入について |
9月 | 田坂 |
・地域づくり推進交付金の実績報告の在り方について |
鈴木 |
・子育て世代が集まれる拠点整備は |
|
牛尾 |
・認知症カフェを増やす計画は |
▽フレイル対策センターの設立は
▽水道広域連携の方向性は
▽水道広域連携を視野に入れた水道料金の見直しは
▽公共施設など総合管理計画の見直しは
▽図書館や学校施設など公共施設の空きスペースの有効活用は
▽公共施設維持管理に「包括保守点検委託契約」の導入を
※質問テーマの数は「市議会だより」掲載内容を参考に計算
【記者の目】勉強会の成果どう生かす
【成果】 ▽老朽化した公共施設の適切な維持管理について追及し、執行部から今年度、管理計画を見直すことの言質を取った。
【統括と課題】 新人3人でつくる。鈴木氏は教育や若い世代、牛尾氏はICT(情報通信技術)や福祉、田坂氏は建設系や自治協の在り方、とそれぞれに専門分野を定め追及している。総花的な質問では、執行部に太刀打ちできないからだ。
課題は議会人としての経験値の少なさ。ただ、議会内では、新人議員もベテラン議員も対等な立場だ。このため、他会派の新人議員にも呼び掛け定期的に勉強会を開催している。勉強会の成果を、本会議・委員会の質問や、執行部との折衝にどう生かしていくのか。1年後に検証したい。
(文:日川)
【一般質問で会派を分析】
▽【東広島市議会①】「創志会」農業分野に切り込む
▽【東広島市議会④】 「市民クラブ」市民要望の強い案件で質問