「政友会」一般質問はゼロ
東広島市議会の一般質問から会派を分析。
今回は「政友会」を紹介。
㈹山下 守
重光 秋治 牧尾 良二
■主な質問の概要 (2019年度の一般質問、代表質問)
※一人最大2問まで掲載
質問者:山下 守
一般質問なし
▽災害からの復興・復旧の課題について
▽一度入札不調になった工事を再度入札して実施できるのか
▽防災・減災対策で森林組合との連携は
▽JR西高屋駅前周辺を含め市の浸水対策は
▽「中四国広域防災拠点の整備」に関する見解は。
■質問の傾向(2019年度の代表質問)
防災・防犯 100%
※質問テーマの数は「市議会だより」掲載内容を参考に計算
【記者の目】市民代表の自覚を
【成果】 昨年度の一般質問はゼロ。成果うんぬん以前の問題。
【統括と課題】 昨年度、一般質問をしなかった理由について、会派代表の山下守氏は「市議選後、会派再編があり、各会派の動向を見たかった。類似した質問を避けて、会派の独自色を出したかった」と話す。
ただ、理由はどうであれ、市民の代表として質問を発するために議員になっていることは肝に銘じるべきだろう。会派には議長経験者が2人いるが、まさか議長を経験すると質問をしなくてもいいという暗黙のルールでもあるのだろうか。議長職で得た経験と見識を市政に生かせないとは、もったいない話だ。
やっとというべきか、今年2月の代表質問では、会派の思いを盛り込んだ。1年後の検証で、山下氏の言葉に偽りがないことを信じたい。
(文:日川)
【一般質問で会派を分析】
▽【東広島市議会①】「創志会」農業分野に切り込む
▽【東広島市議会④】 「市民クラブ」市民要望の強い案件で質問
▽【東広島市議会⑥】 「公明党」党国会議員と連携、質問に反映
▽【東広島市議会⑦】 「政友会」一般質問はゼロ