東広島こい地鶏の魅力を客に説明した西条農高生徒。右は竹之内会長(撮影・原田)
今年3月に誕生した東広島のブランド地鶏「東広島こい地鶏」を使った料理が10月29日~11月2日、広島市中区の百貨店・広島三越のイベントで販売された。消費者を対象とした販売は初めて。
イベントは東京のおいしい物を集めた企画で、東広島こい地鶏は、親子丼発祥の店として知られる鳥料理の老舗「玉ひで」が親子丼にして販売した。
西条農高が育てた東広島こい地鶏が使用され、初日には生徒が買い物客にえさの工夫や肉の魅力を説明した。
東広島こい地鶏は、東広島ブランド地鶏開発振興協議会と広島大学が共同で開発・研究。10月20日には東広島こい地鶏振興協議会(竹之内惇会長)が発足。安定的な生産・販売体制の構築やブランド化に取り組んでおり、今回の販売もその一環。
東広島こい地鶏を使った「玉ひで」の親子丼(撮影・原田)
(原田、橋本)