12/22

(SUN)

名称は「東広島こい地鶏」に決定!「カープのように愛される存在」になるよう思いを込めて

  • 2021/04/07

2018年4月から3年間、東広島ブランド地鶏開発振興協議会(鈴木嘉一郎会長)と広島大学が共同で開発していたブランド地鶏の成果報告会と名称・ロゴの発表が3月17日、東広島芸術文化ホールくららサロンホール(西条栄町)で行われた。

 

地鶏

東広島こい地鶏の肉質の評価やおいしさなどが発表された報告会(撮影・徳保)

 

これまで東広島ブランド地鶏(仮称)と呼んでいた地鶏は「東広島こい地鶏」の名称に決定。東広島市には東広島を名乗るブランド産品はなく、東広島こい地鶏が、東広島の名を付けた代表的なブランド産品となることを目指している、という。

「こい」には、うま味が「濃い」、「恋」しくなる味、東広島に食べに「来い」、東広島こい地鶏は赤い羽毛を持っていることからカープの「鯉」―の4つの意味がある。特にカープのように広島を代表する存在となり、地鶏として愛されるようにという思いを込めている。

 

ロゴは鶏のモチーフを平仮名の「こ」と「い」で囲むようなデザイン。

 

地鶏

東広島のブランド地鶏「東広島こい地鶏」(左)とそのロゴマーク

 

報告会では、東広島こい地鶏の肉質の評価やおいしさなどを発表。東広島こい地鶏は、最上の肉質をコンセプトとする新しい鶏「広大鶏」のオスと「ロードアイランドレッド」のメスを交配させ、他の有名ブランド地鶏と比較しても、不飽和脂肪酸であるオレイン酸、リノール酸が豊富に含まれており、健康的かつおいしい点が魅力だという。

今後は、5年以内に3万羽の生産体制を目指し、2022年1月を目途に、東広島市内の飲食店を中心に販路を拡大する。

(徳保)

 

🔍「東広島こい地鶏」を食べてみた!

東広島市の新たなブランド産品 東広島こい地鶏を試食!
3月17日、東広島市西条栄町の東広島芸術文化ホールくららにて、東広島ブランド地鶏開発振興協議会の成果報告会が行…

🔍地鶏関連ニュース

東広島こい地鶏1

「東広島こい地鶏」が東京の老舗とコラボ 百貨店で親子丼を販売 東広島こい地鶏振興協議会

東広島こい地鶏の魅力を客に説明した西条農高生徒。右は竹之内会長(撮影・原田)  今年3月に誕生した東広島のブランド地鶏「東広島こい地鶏」を使った料理が10月29日~11月2日、広島市中区の百貨店・広島三越のイベントで販売 […]

イベント中止

【WEBでFM東広島】イベント中止のお知らせです。

2021年5月29日FM東広島で放送した 広報番組「東広島日和」です。今日は「第33回東広島市民スポーツ大会開催」「ラジコン草刈り機による水田法面の草刈り作業受託」「東広島ブランド地鶏の名称・ロゴマーク決定」についてです […]

地鶏さむね

名称は「東広島こい地鶏」に決定!「カープのように愛される存在」になるよう思いを込めて

2018年4月から3年間、東広島ブランド地鶏開発振興協議会(鈴木嘉一郎会長)と広島大学が共同で開発していたブランド地鶏の成果報告会と名称・ロゴの発表が3月17日、東広島芸術文化ホールくららサロンホール(西条栄町)で行われ […]

ブランド地鶏の開発進む 飲食店対象に試験販売開始

  東広島市と広島大が共同で進めるブランド地鶏の開発事業が2年目を迎え、量産化に向けた試験飼育が本格化している。   地鶏は、広島大が造成した新品種を種鶏に、生産性の高い外来種を掛け合わせたもの。現在 […]

「歯ごたえあり、おいしい」 「広大鶏」の試食会

  広島大学の日本鶏(けい)資源開発プロジェクト研究センター(都築政起センター長)はこのほど、開発中の「広大鶏(ひろだいどり)(仮称)」の意見交換会を開いた。広大鶏は、同センターが東広島市と共同研究している「東 […]

 

おすすめ記事

新着記事