こんにちは。東広島の子育てに特化したウェブサイト「コドモト」編集部の東子(とうこ)です。2021年度の東広島市の予算をママ仲間と読んで、気になった事業をピックアップ。どんな内容で、今年、どのように変わっていくのか。リポートします。
※ママの関心度を5つ星で表現(ママ仲間5人による)
ひろば型子育て支援施設
今年度、市が開設を目指す「ひろば型子育て支援施設」は、一言でいうと、子どもから高齢者までが気軽に集える場所。子育て中の人が相談や情報収集できることに加え、これから親になる人、子育てを終えた人など、さまざまな世代の人が交流できる施設を目標としている。
\子育て支援施設を紹介/
学校と保護者をつなぐDX
市は今年の4月から、公立の小中学校・幼稚園から保護者へ向けた情報提供を、電子メールやメッセージアプリで配信するサービスを始めた。予算は3998万円。
\DXやデジタル化について/
子どもの5つの力
「5つの力」とは、感じる・気づく力、うごく力、考える力、やりぬく力、人とかかわる力を指し、これらの力が乳幼児期に「探究の芽」を育むとされている。
市は5つの力が遊びの中で育まれる保育環境づくりに着手。
乳幼児医療支給対象の拡大
子どもが通院や入院で医療機関を受診した際の医療費の一部が支給される乳幼児医療費助成制度。現在、通院の支給対象は小学3年生までだが、今年8月からは6年生までに拡大される。予算は4億5671万円。
未来につながる教育
小中学生に1人1台配られているタブレット端末で使用する電子辞典などを購入し、主体的な学びをさらに促進する。予算は1926万円。
全学年に電子百科事典、小学5・6年生にAI(人工知能)が発音のチェックをする英語教材をそれぞれ導入する予定。
\タブレット授業について/
妊産婦応援給付金
新型コロナウイルス感染症の影響を受けている妊婦に、安心して出産を迎えてもらうための給付金。出産予定日が4月1日から令和4年3月31日までの妊産婦に3万円を支給する。
保育施設の整備・保育環境の改善
老朽化した施設の対策として、整備・改修等が進められる。今年度は西条東保育所の建設と三津保育所の設計、必要な維持修繕等。
未来を見据えた学校施設の整備
小中一体型校の開校に向けた校舎建設や長寿命化計画に基づく大規模改修、さらに仮設校舎の建設などにより狭くなっているグラウンドの整備などが進められる。予算は25億4978万円。
\小中学校の進ちょくナウ/
ひがしひろしまスペースクラブの実施
子どもの宇宙や天体についての科学的な興味・関心を高めるため、大学生を講師として、天文台や学校等の協力を得ながら、宇宙に関する講座を開催する。
文:ウェブサイト「コドモト」編集部 東子 (小学生2児の母)
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